ご注意
寄せられた写真を載せています。当会が直接に関与したことに限りませんので、予めご了承ねがいます。読者の皆さんから寄せられた時事的な写真もスタッフの厳選の上で載せています。
1.石 庭
京都龍安寺の石庭には大海を表した白い砂と15個の山に擬えられた石があります。何処から見ても何処かの石が一つ隠れるように配置されています。驕(おごる)なかれ、手を抜くなかれ、一見するだけでは、いくら想定しても物事の完全な姿は掴(つか)めないという教えを説いています。約500年も前から科学技術の進んだ現代へ、いや未来へも、早計にして過ちを犯さないように警鐘を鳴らし続けています。仏法でも戒められている事実を見ようとしない欲に急かれた保身的行動は、大往生できないばかりか見えずとも自らの子孫末代へ影響をもたらします。
3.スカイツリーとすみだ水族館
(以下、上の水族館とは関係がありません。)
「山口ディスカスクラブ」主催の山口県のユーザーさまが利用していただいている当方製品の「ダブルサイフォンオーバーフロー管ユニット」を据付けた情景です。
ユーザーさまのコメント
『 理解出来るととても扱いやすいシステムです。
これが普及しな方が不思議なきもちです。
停電後のリスタートも難なくこなします。
落下水や吸水の音が小さく、静かな部屋向きと思われます。
水量も多く大型水槽に使ってますが、
小さな水槽にもポンプの容量を替えて使えます。 』
掲載ケ所
「http://discus.sabagawa.info/」→「飼育器具、設備」→「もくじ」→「オーバー
・沢山のディスカス飼育と、その豊富なノウハウが満載な、「もくじ」→「飼育プログ
(2014.10.25)」も見てください。たいへん手広く研究されています。
2)120センチ水槽(たてほこアトリエ内)
3)80センチ水槽
上海某マンション内の設置水槽
4)60センチ水槽
< エアーフィルター >
・より水面高さの長期安定化を図るために、新タイプサイフォンから、左写真のように蝶ネジ対面の気孔穴へフィルターを設けました。
・理由は、空気中の綿塵が気孔穴内へ溜まり、蝶ネジを水道蛇口のように右に回して閉めることで気孔の大気(空気)の通過を少なくするのと同じに、水槽水面高さが少しづつ下がって行くことを防ぐためです。
・従来タイプをご利用のお方は、次の写真のように、手当てください。
・従来型では、左写真のようにフィルター(10厚×30×30mmスポンジ)を電気配線粘着テープを半分に割いて軽く押さえるように取り付けると、調整した水槽水面高さが長く保てるようになります。
・前写真の目的を保つ、暫定方法です。
・その効果は、着けたときと着けないときを比較して観てください。
・次の写真の現型式品の前、上写真の円形フィルターを着けた時代があります。
< 現行型式品 >
・左写真が現在型式の形状です。より、精密機械加工に伴い、コンパクト化に成功しました。
・現在のダブルサイフォンでは、流量調節用エアー弁へ左写真中の白色の中空ネジを採用しており、エアー通過部に埃の付着が少なくなりました。
・故に、「エアーフィルター」は、現行型式では付いていません。
・以前の型式及びエアーフィルターが無かったご利用者さまのため、前項の代用エアーフィルターの写真を載せました。
< フィルター >
最新ノウハウ
水槽水面に浮いた油膜をフィルター格子の「メッシュ桝目の横線」で濾過槽への流れ落ちを妨げないように、左写真フィルターの水槽水面の約10mm下の白色マークから約30mm上の白色マークの間いだの桝目の横線を1桝措き段違い(千鳥)でニッパーカットして油膜の通り道を確保しています。
これにより、水替え維持日数が2~3倍に伸びました。
「フィルター受け#9」の最新状態です。
上写真で加工した縦千鳥状態のメッシュ(桝目)が目で見えるように、中に白い紙を入れた状態で撮影しています。
<水量管理と目印>
・観賞魚を飼う上で、どのような濾過方式でも、生体の健康を維持する水量管理は欠かせません。
・水槽水面高さの目安にする小さな黄色の三角形のマークを水槽ガラス面へ付けることで、水量の変化を正確に観察することができます。
・ダブルサイフォンを使う上で大きい空気の巻込音が発生する水面高さがあり、それを越えた高さで通常運転をすることで、逆に他の機器にはない静かさを得ることができます。
・いずれのオーバーフローでも、濾過槽の水位が蒸発などで下がれば、ポンプの水を揚げる高さが高くなり、揚水量が減り、水槽の厳密な水面高さは下がります。逆に、水を補給すると、その量に応じて上昇します。
・ただし、底穴型オーバーフローと同じく、立筒(フィルター受け#9)を取付けた場合には、下写真の濾過槽だけに水量の変化が集中します。
・立筒(フィルター受け#9)を着けていない場合、停電や揚水ポンプを止めたとき、ダブルサイフォンの吸込音を抑えるために約3cmくらい水槽水面を持ち上げていた分の水量が、濾過槽へ降ります。
・左写真の「濾過槽」のように目印を付けて、上の赤線の上限に水位があるとき、120×45×45センチ水槽例では、前述の持ち上げていた3cm高さ分の16リットル若が流れ降りても溢れない、容量の余裕をもつ濾過槽の大きさを確保しておかなければなりません。その120型では45リットル以上の容量を持つ濾過槽で、その6割位に赤い上限マークを付けておくと良いでしょう。
・オプションの立筒(フィルター受け#9)を装着すると、底穴型オーバーフローと同じく、其の降りる水量は6リットル位に減ります。
・蒸発などで濾過槽の水位が下がり過ぎると、サイフォンの起動時や停電後などの再起動時に最も下がって水中ポンプが空気にさらされ或はローター部へ空気が吸われ、空転状態になり焼損したりする場合があります。左の写真の下側の赤線目印は、サイフォンの起動時や停電後などの再起動時に水位が下がってもポンプ上に維持できる運転中の下限目印の例です。
< 水槽ふた >
・左写真の蓋内面に付着している水滴はエアーレーションの泡のはじけ飛散したものではありません。
自然に蒸発した蒸気の結露です。熱帯魚水槽では、多量の蒸発があり水が減ります。
・水槽水の蒸発は冬には著しいものです。蓋の機密度を上げ、外へ蒸発することを防止することが肝要です。
・ガラスではなく、ハサミやカッターで容易に切れ、断熱効果もある、ダイショップで売られている写真の「透明ポリカーボ・ダンボ-ル」材の使用をお奨めします。
・サイフォン管の位置決めにも役立ち、極めて便利に配置の自由度が採れます。
< 過剰な汚れへの対処 >
・槽底穴オーバーフローでは、Topフィルターへゴミ汚れが付着するに従い、水槽水面が上昇します。淡水魚ディスカスの「牛肉ミンチ餌さ」などで残り餌さが極めて多い時に、フィルターを外してウールBOXへ其の残り餌さを全て落として掃除をしているのを見受けました。
・当たてほこの「ダブルサイフォン」では左写真の如く「魚すくい網袋」等で水槽内のサイフォン部を下から覆い、汚れが溜った段階で網の裏表を反転させながら下へゴミごと外すことで、槽外で網からゴミ汚れを洗い取って、再び装着できます。写真は大げさにに大きい取り網で表していますが、形よく網袋等で覆うのも良い方法です。ウールBOXのウールを交換するより楽に済みます。
6.花と稲り